投稿

10月, 2020の投稿を表示しています

KファイルNO.144:スポーツ・マネージメントとスポーツ・アドミニストレイションの基礎知識

イメージ
K ファイル NO.144 :スポーツ・マネージメントとスポーツ・アドミニストレイションの基礎知識 無断転載禁止                   毎月第二、第四木曜日公開予定   お知らせ  毎回多くの読者の皆様には、ご笑読頂き過大な評価をして下さり感謝申し上げます。筆者は、少しでも読者の皆様に自ら体験した事、専門知識、等を還元できればと思っております。また今後とも一人でも多くの内外の方々が K ファイルに興味を持っていただき、スポーツに関する知識を増やして頂ければと願っております。 K ファイルの存在をご存じでないスポーツ関係者に声を掛けて頂ければその方にチャンスが訪れる可能性が生じます。筆者より   読者からの便り 河田先生 No.143 拝読させて頂きました。やっと伝家の宝刀を抜いて頂いたと思い、大変嬉しく思います。「 SAD の専門コース設置」烏滸がましいと思いますが、先生が日本の先駆者となり現在を変革出来無いものかと考えておりました。先生は 50 年いや 100 年遅れを取り返せない、とおっしゃられており、多難な道と思います。日本のスポーツ界のため一肌、ふた肌脱ぐことは出来ないものでしょうか?勝手な事申し上げて、気を悪くされましたらお許しください。 読者より(大学教授) 河田弘道様 読者からの便りにございました文科省元高官の方のお話は、同じ元役人として同感であると同時に、現役の中には自分の良心、思いを表に出すことを許されずにいる人たちがいるのだなと同情的に、悲しくなりました。官界だけではありませんね。マスコミ界の統制は、記者クラブ制度の悪弊とあいまって。もともと、日本にジャーナリズムはないと言われていましたのに、ますます政府発表を記事にするばかりで批判は無しになりますね。それでも、朝日の記事はあいまいにしても一つの進歩ではないでしょうか。 スポーツ界の在り方にも目が向けられるのではないかと思います。 あのオリンピックの延期を決めたときのIOCとのテレビ会議に日本側は政治家しか出ていなかったこと。大坂選手のマスクについてインタビューされたアスリートが一様に無言だったと言われること 。現在の日本のスポーツ界の象徴のようです。 河田様のブログが一般読者だけでなく、スポーツ関係者に届き心を動かしつつあることを力強く思います。少しずつ

KファイルNO.143:今日本に必要不可欠なSADの専門コースの設置

イメージ
  K ファイル NO.143 :今日本に必要不可欠な SAD の専門コースの設置 無断転載禁止               毎月第二、第四木曜日公開予定 お知らせ  この度は、読者の皆様からのリクエストの一つにありますスポーツ・アドミニストレイションに関する予備知識を少し提供させて頂きますのでお役に立ちましたら幸いです。また、大変ご好評を頂いています「読者からの便り」を複数掲載させて頂いています。 読者からの便りをご紹介 河田様  前号に続く No142 もパンチの効いた糾弾、胸のすく思いで拝読しました。今朝の朝日新聞が⒗面で大きく特集しています。河田さんの論考と深い関連があるのが明白ですが、明らかに突っ込み不足、迫力を欠いているのが残念です。朝日といえども商業新聞、しがらみがあって問題の本質を抉り出すことができないのでしょう。読者より、 2020.9.25  (元文科省高官) 河田様 Kファイル No.142 を拝読しました。大学スポーツ推薦制度の問題点がよく分かりました。河田さんのご指摘は、高校の部活動や大学スポーツ推薦制度に関する問題の根深さは、ルールブックがないことにあるとのお考えでした。早急に対処するには関係監督官庁や関係団体がこの明文化を図り、ルールの順守を促すことであるとの認識は極めてシンプルで自明であるようにも思われました。しかし、日本のシステムが「ざる」のようになってしまった理由の一つには、河田さんのようなスポーツアドミニストレイターが日本にはいなかったというか、そういう専門家の必要性に気付かなかったことにあることにも強く共感しました。今更、何とかしようとしても後手、後手でどうにもならないような気持ちになりがちですが、問題点から目をそらさず、傷口が広がらないよう行動を起こすことが故人への弔いになると心に刻みたいと思います。読者より(スポーツマスメデイア記者氏) 目次 K ファイル NO.143 :今日本に必要不可欠な SAD の専門コースの設置 1.スポーツの基本的認識と知識    ■ 先ず初めに   ■スポーツの概念   ■日本の伝統的なスポーツに対する基本認識   ご参考までに ■ 日本的スポーツと体育の区分(日本の教育指導要領より) ■ スポーツの区分と分野 2.スポー