K's ファイル NO.103 :中央大学に於ける SAD 講義授業、実践ゼミ活動 無断転載禁止 注: K's ファイルは、毎週木曜日掲載予定 125周年記念中央大学リレーマラソン 「襷」 写真:北川外廣志氏提供 信頼と絆 中大河田ゼミのモットー 中央大学スポーツの変革( CHANGE ) 初めに 読者の皆様からは、日本の大学に於いて学生達にどの様な講義、ゼミ演習指導をしていたのかを紹介して欲しいとのご要望が筆者にありました。そこで大学スポーツのシリーズの最後に紹介させて頂く事に致しました。 日本の大学に於いて講義授業に付帯した実践河田ゼミ活動は、強い「 信頼と絆」 をモットーとしてスポーツ・アドミイストレイションを机上の論理のみならず、担当教員の長きにわたる実践キャリアを基に何かを会得する事を趣旨、目的と致しました 。個々のゼミ生達は、実践演習を通してその一端を肌で感じる事が先ず大事と位置付けました。この度は、第一弾で「中大スポーツに光あれ!」、第二弾「河田ゼミ第一期生、二期生、三期生の実践成果と結果」、そして第三弾では、「ゼミ生達の生の体験記」の一例をご紹介します。読者の皆様もご一緒に河田ゼミ生になって戴けたら幸いです。 筆者は、 2005 年秋から中央大学に招かれスポーツ・アドミニストレイション論、スポーツ科学を日本の大学で初めて講義・授業、実践ゼミ活動をスタート致しました。この様な機会を提供して頂きました中央大学には、心より感謝とお礼を申し上げます。そして、日本のスポーツ界に SAD を導入した明確な足跡を大学に残せたことは、今後我が国のスポーツ界に寄与できることを確信しています 。 米国より帰国後は、あっという間に35年間が過ぎてしまいました。 日本国内に於いてスポーツ・アドミニストレイションのプラクテイカルな経験、体験を長くして来た中で、筆者は、日本の競技スポーツ及び、スポーツ・ビジネス、プロ...