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KファイルNO.174:ガバナンスを崩壊させたIOCの素顔

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  K ファイル NO.174 :ガバナンスを崩壊させた IOC の素顔 無断転載禁止               毎月第二、第四木曜日掲載予定 スポーツ・アドミニストレイター スポーツ・アドミニストレイションの基軸は「 Justice 正義& Fairness 公正」 日本にスポーツ・アドミニストレイション論の必要性を紹介 日米で実践してきたスポーツ・アドミニストレイターの先駆者 (プロフィールは別途ご検索下さい)   目次 I. 忖度集団と化した IOC 委員達と翼下機関と団体 五輪の「 Justice & Fairness 」は有形無実と化した ■ IOC の情報公開不備は隠蔽工作手段の一つか ■ガバナンスの問題は組織の長の資質次第か ★筆者の結論 II. カミラ・ワリエワ選手と薬物 責任の所在を明らかにしない IOC ■観賞用のアイスアリーナに入れられた妖精の終演 ■カミラ・ワリエワ選手は北京五輪の悲劇のヒーローか 事件の時系列 ■筆者の素朴な疑問 筆者の私見  ★元スポーツ庁長官の見識に疑問 ★利益相反を見過ごしていないか      2022 年 2 月 24 日 木曜日 公開 K ファイル NO.174 :ガバナンスを崩壊させた IOC の素顔 無断転載禁止                I. 忖度集団と化した IOC 委員達と翼下機関と団体 五輪の「 Justice & Fairness 」は有形無実と化した ■ 2022 年冬季北京五輪に思う 今月は、 2022 年冬季北京五輪の開催月間となりました。 冬季五輪を記念して話題の幾つかをスポーツ・アドミニストレイターとしての視点で述べさせて頂きます。一般読者の皆様の視点、 TV/ マスメデイアの報道、記事の論調並びにスポーツ・ジャーナリスト諸氏との見解とは多少内容を異にするかと思われます事を先ずご理解とご了承頂ければ幸いです。    冬季北京五輪は、当初より人権問題、米中摩擦、台湾問題、ロシア・ウクライナ問題を抱えたままでの

KファイルNO.173: 私大改革の諸悪の根源は何処か

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  K ファイル NO.173:  私大改革の諸悪の根源は何処か 無断転載禁止                    2月 10 日木曜日 公開                                    スポーツ・アドミニストレイター 日本にスポーツ・アドミニストレイション論 日米で実践してきたスポーツ・アドミニストレイター の先駆者(プロフィールは別途ご検索下さい)   読者からの便り いつもながら抑えられた筆致に、悲しさと怒りが伝わってきます。伝統ある箱根駅伝で、それこそ伝統ある日本体育大学が最下位に甘んじた件は、僕を含めスポーツをよく知る人々には、不思議な出来事ととらえる人は多いことでしょう。 しかし、ご指摘通り、競技の世界に不思議は存在しません。スポーツの神は、学生達の果敢な挑戦にも関わらず、残酷な結果を投げ掛けてきました。大学関係者からは、学生達に対して何の労いの言葉もないのでしょうか?あるいは謝罪の言葉はあったのでしょうか?教育者ならそこは絶対にはずせない倫理の問題でもあります。 母校の後輩たちの苦しい闘いに、心から声援を送られる Facebook の投稿を拝読するにつけて、今回の K ファイル更新のために夜遅くデスクに向かわれているお姿を想像すると、多少なりに競技スポーツに関わっていた身としましては、複雑な思いで読ませて頂きました。 今回の更新は、中央大学でスポーツ・アドミニストレーション論を開講されていた経験から、 NO172 は正月特別編よりさらに深く踏み込む K ファイルならではの重量級のミサイルですね。箱根駅伝にからむ実に興味深い記事に心底感銘いたしました。全く知り得ない情報もございましたが、日本の大学の根幹を揺るがす問題の所在に驚くばかりです。   その分析とご指摘は、母校日本体育大学ばかりでなく、日本の大学教育の真価を問う貴重な提言となりました。大学関係者ばかりではなく、文科省、政府関係者への警鐘でもあります。文科省も怯えていることでしょう。ですがどの方面にも心あるかたはいらっしゃるものです。確実に着弾するものと思われます。 もちろん、大学スポーツを愛する現場のコーチ、監督の皆様、今後大学にお子様を送り出す保護者様にも、広く読まれることを期待しております。 Kファイル愛読者   目次