Kファイル╱スポーツドクトリンNO.215:フリーエージェント規約の抜道でライオンと鷹の化かし合い

K ファイル ╱スポーツドクトリン NO.215 : フリーエージェント規約の抜道でライオンと鷹の化かし合い 無断転載禁止 毎月第二、第四木曜日掲載 河田弘道 スポーツ・アドミニストレイター スポーツ・アドミニストレイションの基軸は「 Justice 正義& Fairness 公正」 日本にスポーツ・アドミニストレイション論の必要性を紹介 日米で実践してきたスポーツ・アドミニストレイターの先駆者 (プロフィールは別途ご検索下さい) 目次 山川選手を元手に有効活用した西武ライオンズ ■ 筆者の私的な見解と解説 先ず初めに ▶ この度の問題の起因は山川穂高選手の異常性癖 ▶ 西武ライオンズ球団の対応と決断の遅れ ■ FA 権とは何ぞや ■和田毅投手( SBH )はディール(取引)の駒 ▶ この度の加害者は和田投手以外の全関係者 まとめ ================================================= 2024 年 1 月 2 5日 公開日 K ファイル / スポーツドクトリン NO.215 :フリーエージェント規約の抜道でライオンと鷹の化かし合い 無断転載禁止 山川選手を元手に有効活用した西武ライオンズ ■ 筆者の私的な見解と解説 先ず初めに 福岡ソフトバンクホークス球団(略、 FSBH )は、山川穂高選手を FA (自由契約選手)で獲得したことを告知した後、 FA 規約通りに SBH 選手のプロテクト選手 28 名のリストを期日内に埼玉西武ライオンズ球団(略、 SSL )に提出しました。 この際に自軍の和田毅投手は、プロテクト選手リストからは外してあったとの事です 。これには、 FSBH 側に何らかの思惑が働いていたのではないかと筆者は、スポーツ・アドミニストレイターの視点で解説させて頂きます。 FSBH 側は、勿論和田毅投手をリストから外した事にそれ相当な根拠が在ったと思います。此処では、ある一つの甘味な思惑、期待が在ったのだと仮説がたつのです。それは、 SSL 側がよもや超ベテランの和田毅投手を山川穂高選手の対価として指名してこないとある意味において「 高を括っていた 」の...