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Kファイル/スポーツドクトリンNO.314:長嶋ジャイアンツが壊れた事件簿

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  K ファイル / スポーツドクトリン NO.314 :長嶋ジャイアンツが壊れた事件簿   無断転載禁止        2025 年 7 月 17 日 木曜日 公開   河田弘道 スポーツ・アドミニストレイタ- スポーツ・アドミニストレイションの基軸は“ Justice 正義& Fairness 公正 日本にスポーツ・アドミニストレイション論の必要性を紹介 日米で実践してきたスポーツ・アドミニストレイターの先駆者 (プロフィールは別途ご検索下さい)   故渡邊恒雄氏・故長嶋茂雄氏それぞれの巨人軍への思惑 著者の追憶から   K ファイル NO.313 は、長嶋茂雄氏への「お別れの言葉」とさせて頂きました。読者の皆様は、それぞれのお立場と知識、興味により異なる読後感を持たれた事とお察し致します。   昨年( 2024 年 12 月 23 日)、 K ファイル NO.308 では、渡邊恒雄氏への「お別れのご挨拶」を書かせて頂きました。そして、その半年後の本年 6 月に長嶋氏は、後を追うかのように現世を去られました。人の噂も七十五日とよく日本社会では、申されますがこのことわざは寂しく響きます。それもそのはずか、渡邊恒雄氏の話題は、長嶋氏の話題と比較しますとマスメディアにしてみれば遥かに高価な商品価値を有するゆえんに他なりませんでした。 先月 6 月 3 日にこの世を去られた長嶋茂雄氏は、連日連夜と TV 、マスメディア問わず報道、放映されました。しかし、四十九日を迎える前に話題が消滅傾向にありますのは、マスメディアの報道目的があまりにも芸能タレント扱いされていたことに起因されるのかもしれません。その証として、確か亡くなられた翌日には、長嶋家のスポークスマンからか「葬儀は、身内のみで行います。後ほど偲ぶ会を執り行う予定」との告知をされたかに理解しておりました。しかし、その告知の舌も乾かぬ間に、我先にとばかりに誰もかれもがご自宅に押し掛けては玄関先で TV 、マスメディアに顔出し、取材を受けるという言わば弔問の趣旨、目的が全く異なる展開となり、告知は何の意味も成しませんでした。 ...