ファイル・スポーツドクトリンNO.323:ドジャース球団の頭痛の種佐々木朗希投手の処遇

ファイル・スポーツドクトリンNO.323:ドジャース球団の頭痛の種佐々木朗希投手の処遇

無断転載禁止          2026年4月23日 木曜日 公開

 河田弘道

スポーツ・アドミニストレイタ-

スポーツ・アドミニストレイションの基軸は“Justice正義&Fairness

日本にスポーツ・アドミニストレイション論の必要性を紹介

日米で実践してきたスポーツ・アドミニストレイターの先駆者

(プロフィールは別途ご検索下さい)

 

読者からのお便り

河田先生

KファイルNO.322拝見いたしました。Kファイルが日本国内のみならず世界で沢山の人達が読まれている事を友人からお聞きしました。これは信頼できる配信物であると教えて頂きました。日本の常識を備えた方々は、読んでいても人には伝えないという独特な社会と文化を教えられました。

WBC天覧試合における村上宗隆選手の態度に対する批判は当然の事と存じます。天覧試合は実に60年ぶりであり、ゲームセットまでご覧あそばされた天皇御一家様が勝利を収めた侍ジャパンに拍手を送られた際に大谷翔平選手らが敬意を表している最中に村上選手だけが腕組みをしたままで更にガムをクチャクチャ噛んでいた姿は異様だと言う声が各所から上がったのも頷けます。

村上選手は2023年の前回大会で奇跡のサヨナラ打を放ったと言う事ですが野球の技量だけがあっても精神年齢を疑われる様では礼節も社会常識も無いと思われても仕方がない事でしょう。日の丸を背負っていると言う自覚も無いのは残念な話です。今回逆に大谷翔平選手や吉田正尚選手はその礼節から評価が上がった様ですが。競技スポーツ選手は、社会性、等が欠落していても日本代表の日の丸が背負えるという事が判りました。選考基準と選考委員会の見識を疑います。

スポーツ・アドミニストレイターとして各種競技を通じて国際社会の動向を長年ご覧になって来た先生が自国の国旗や天皇・皇后両陛下に対する真摯なお気持ちを持たれ、今回そのスタンスからブログを構成されている姿がとても心に沁みました。  Kファイル愛読者

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目次

Ⅰ.MLB入団前の横柄な態度が謙虚さを消失させたか

初めに

先ずはリマインドより

25年佐々木郎希投手の8球団との交渉を再確認

MLB球団との面談で聴こえて来る腹話術の正体

■米国式ミーティングのフォーマット

■代理人は進行係か

最後に

 

Ⅱ.現在の佐々木朗希投手の立ち位置は如何に

1.アジャストメント能力に問題か

2.佐々木朗希投手の現実とタイムリミット

3.問題と課題

Kファイル・スポーツドクトリンNO.323:ドジャース球団の頭痛の種佐々木朗希投手の処遇

無断転載禁止

佐々木朗希投手(現LA・ドジャース球団所属)

Ⅰ.MLB入団前の横柄な態度が謙虚さを消失させたか

初めに

 kファイルでは、既に2025年3月付けで「佐々木朗希投手25歳ルールの抜け道とロッテ球団とNPBの沈黙」4月には、「MLBIOC同様に電通の餌食となるか」と題して、同投手の特徴及び問題点を指摘、紹介させて頂きました。その後、佐々木朗希投手は、昨シーズン長期に渡るMLBのLAドジャーズ球団の戦列を怪我の為に離脱、シーズン後半に復帰しましたが数イニングを投げてティームに少しだけ貢献しました。これが昨シーズンの同投手の実績でありました。Kファイル読者の皆様は、まだ記憶に新しいのではないでしょうか。

先ずはリマインドより

25年佐々木郎希投手の8球団との交渉を再確認

覚えていますかエイジェントとマネージャーの分業作業

ジョエル・ウルフ氏は、ワッサーマン・エイジェンシー社の副社長の肩書を持つ代理人で、ダルビッシュ・有選手、山本由伸選手のエイゼント(代理人)でもあります。代理人業務は、既にご説明した通りであります。しかし、この度の佐々木郎希投手と山本由伸投手への代理人としての業務は、他のMLB選手のそれとは異質である事です。その根拠は、代理人としての業務が限定的である事がこの度明らかになったことです。その理由は、佐々木郎希投手のMLB活動に関しては、二つの異なった人物とが所属する組織の存在がある事です。 

その一人がジョエル・ウルフ氏(ワッサーマン・エイジェンシー社)でありもう一人が酒井智基氏であるという事の様です。此のことは、既に本年1月の佐々木投手がMLBのマイナー契約をするに当たり、MLB8球団から面談の申し入れがあり、面談開始前に既にウルフ氏と酒井氏の間で業務分担が成されていた事が明らかになったのです。此処で酒井氏とは、如何なる人物かを理解致さなければ、此れからの交渉は前進しないと、此れは、7球団の殆どの交渉に臨んだ経営・管理者達がそれぞれ頭を悩ませた人物であったのだろうと推測致します。

酒井智基氏は、日本に於いて佐々木郎希投手が高校時代から徘徊されていたとの噂のある人物で、ロッテ球団入団時から同投手のマネージャー役としてマスメディアを通して噂が流布されていた人物の様です。彼は、元来電通のスポーツ局に所属する電通の人間と米国のマスメディア、球団関係者の間でも認識されている人物の様です。著者は、お目にかかった事はありません。

無論電通も酒井氏も「佐々木郎希のマネージャーである事、電通スポーツ局の人間である事」を公開された事は無いと理解しています。

このような事実が時間と共に明らかになった理由は、面談当初より双方の面談に関する資料並びに情報は守秘義務があり漏洩できなかったと理解します。しかし、佐々木投手がドジャース球団と契約をする事を発表、その理由も公表した事ことから、他の面談をした球団から佐々木側に対して不信感を募らせ球団がオファーした詳細の内部資料が佐々木側の代理人のウルフ氏及び彼の所属する組織、酒井氏側の電通(スポーツ局)に残す事は、今後禍根を残す問題であるとの事に気付き面接、招待した球団側から佐々木側に提供した全ての機密資料を返還するよう求めたのかも知れません。これに対して佐々木側に関わる代表者達は、申し出を受け入れて事なきを得たと推測する次第です。

MLB球団との面談で聴こえて来る腹話術の正体

 通常この手の交渉に際しては、佐々木郎希投手を獲得することに興味がある球団側が球団所在地に招いて交渉を行うのが慣例となっています。この度のビジネス面談も同様で、獲得したい球団側が最高級のおもてなしをして迎えたとも言われています。流布している情報に寄りますとある球団は、このためのセッテイングに要した費用は、2億円に上ったとも言われています。

このような球団にしてみれば、最終結論が「ストライク・アウト」であった事で相当な怒りと不満が鬱積しても不思議ではないという事の様です。

しかし、立場を逆にすると、これは著者の私見を交えて申し上げるとこのような球団は、事前の情報の収集と真の情報を得るための努力を怠った事がその最大の要因なのです。この大枚な経費を出費したMLB球団は、日本人選手のスカウティングとリクルーティング活動を非常に甘く見ている球団であると著者は、常々危惧している球団の一つでした。即ち、金の使い方を知らないという事になります。これは、スカウティングにスポーツ医科学の先端技術を使用し、AIによるあらゆるDataをインプットし集約されたうえでの分析を怠ったのではと著者は疑念をいだいた次第です。この事は、ドジャース球団にも言える事です。

 さて此れからは、ドジャーズ球団以外の7球団のビジネスミーティングを著者の関係者からのソース(Source、此処では情報源)を元に再現致しますと以下のイメージが湧いてきます。

 通常この種のビジネスミーティングは、ホスト球団の役員会議室で行うか、球団が信頼している近隣のホテルの会議室で行われます。その部屋では、主賓を招く側と招かれる側が相対する事からテイブルを囲んで行われます。無論本面談には、通訳を介して行われますが双方の通訳がテイブルの何処に位置していたのかは知る由もありません。


■米国式ミーティングのフォーマット 

この手の米国式ミーテイングのフォーマットは、球団側からの目線では、左端に佐々木の代理人のジョセフ・ウルフ氏が座り、略中央には佐々木郎希投手が位置し、その右側に電通の代表として佐々木のマネージャーと称する酒井智基氏が座っていたというイメージが正解なのかも知れません。しかし、招待側の重鎮達の目には、佐々木側のその各自の椅子の距離感が佐々木側の距離感と見て取れたのは確かの様です。読者の皆様は、この意味をご理解できますでしょうか。

特に佐々木投手と代理人の距離は、自然な会話ができる距離でなく、佐々木投手のマネージャーの距離と比較して明らかに違和感を感じたのは、佐々木が英語が分からないからだけではなかったと理解する方が賢明の様です。此れが会議の部屋での情景と様子が読者の皆様には、イメージできるのではないでしょうか。

このような情景の中で繰り広げられた面談交渉は、事前に佐々木側から球団側に宿題を出されていたようなので、その宿題に沿った順路で球団は本人を前に置いて確認、そして新たな質問を双方でQAの手法で進められたことは、容易に想像できます。これらの交渉は、ドジャーズ以外の7球団に対して同じ情景が演出されたと理解します。

■代理人は進行係か 

此処で、滑稽な出来事は、佐々木投手のエイゼントのJ・フルフ氏は、会議の初めと終わりに佐々木側として挨拶をしたのみで会議中には、口を開かずであった事の様です。これは、後日佐々木投手がドジャーズ入りを発表した後に某球団の重鎮の一人が不満を漏らした言葉の一つであったことから明らかにされたのでした。

まさに既にご説明致したように本件に関わる佐々木投手の代理人とマネージャー氏の間では、既に明快な業務分担が成されて本面談に臨んでいる証と思う次第です。即ち、これは佐々木本人がこの様なビジネス判断が出来るわけもない事は誰も承知しており、佐々木はマネージャーの背広を着た「腹話術人形」である事が明らかになった様です

佐々木郎希投手を招待した7球団の殆どの出席した重鎮達は、佐々木本人とその代理人と話しても何の意味もなさない事を此処で初めて認識された次第です。要するに電通と直接話をする以外に本件の進展は、無いと漸く気付いたのだそうです。此れでMLB球団の佐々木郎希争奪戦は、佐々木側の最後の2度目のLA・ドジャース球団訪問で幕が閉じられたというシナリオであったという事の様です。著者は、これら7球団の重鎮方は高い授業料を払って日本の広告代理店の仕切り方を少しでも学ばれ次に生かせることを願う次第です。

最後に

 この度も長文となり読者の皆様は、お疲れではないでしょうか。読者の皆様は、大変ご見識が高く社会経験も豊富な方々が多くいらっしゃることを想定して少しキーを挙げて述べさせていただきました。

kファイルNO.311に於きましては、主に裏で暗躍する広告代理店の電通とその執行と言う表現が適切か否かは別にして、佐々木郎希投手のマネージャーを語る人物が佐々木選手の周りを相当早い時期から徘徊していた事が明らかになって来たことをご紹介させて頂きました。このマネージャー氏の努力と忍耐には、敬意を評させて頂きます。

電通は、日本国内のみならず世界中の巨大なスポーツ競技イベントがある所に電通ありと業界ではよく知れたことです。しかし、この度は、選手個々のマネージメントにまで手を出し始めた事が本件から明らかになったのも事実であります。此れは、個々の選手に興味があるのではなく、選手は一つの駒でMLBの事業への足掛かりを得たと理解した方が賢明だと著者は思考しております。

電通には、目的があるから行動を起こすのであり、そこにあるのはスポーツで金儲けをする事なのです。金の生る木の周辺には、電通ありとは業界の知る所であります。此処で電通を甘く見てはいけません。彼らは、金儲けの為なら何でもやる、という風潮があります。其れは、彼らの企業理念からも理解できる事であります。読者の皆様は、もう東京五輪をお忘れになったようにお見受け致します。

この度は、電通が自らと佐々木郎希選手(山本由伸選手、ダルビッシュ・有選手)、また大谷翔平選手に利益をもたらす行動を起こした為、交渉相手のMLB個々の球団に交渉の余地を与えなかったと言って過言でありません。

電通は、まるで何事も無かったかのように振る舞いながら、これを遂行しました。つまり電通は、佐々木選手を支援する為にそこに居る振りをしているだけなのです。実際彼ら(電通)は、MLB球団に佐々木が望む場所に導いている振りをしていますが、本来の電通の目的は、佐々木ではなく他に得体のしれないプロゼクトがあり、潜行しうごめいていると洞察する方が賢明なのかも知れません。

電通は、東京五輪で大きな事件を起こしある意味信頼を失って来ているのは事実です。FIFA(国際サッカー連盟)は、現在電通に独占マーケティング権(放映権を含む)を与えているようですが、電通離れを起こしている現況を踏まえて、MLBビジネス展開を急速に推し進めている根拠がここにもあるのかも知れません。この佐々木の一件からMLB関係者(各球団経営者)並びにTV、ネットワーク関係者達には、電通を今後マークする事に間違いありません。

只、佐々木郎希氏は、まだ自分に何が起きているのか、起こったのかも知らないのだと思います。しかし、それも無理からぬことであると理解し同選手をポジティブに静観して挙げる事が大事なのかも知れません。如何でしょうか。この様な現実に自らの意思で立ち位置を置いた、佐々木郎希選手の未来に神のご加護があります事をお祈りしています。=KファイルNO.311より=

Ⅱ.現在の佐々木朗希投手の立ち位置は如何に

2026年度シーズンは、開幕から今日迄現場のD.ロバーツ監督は我慢しながら先発ローティションに入れ同投手にチャンスを与えています。読者、ファンの皆様は、ご承知の通りである思われます。この事から現地マスメディアは、佐々木投手に対する論評は非常に手厳しい内容がほとんどです。これも期待が大きい証であり、その期待の大きさが結果に対する不満が増幅している負のスパイラルであると思います。

この米国のマスメディアから集中砲火を浴びている大きな要因は、他にも有ったのです。それが、既にリマインドでも再確認をして頂いた入団前の8球団を手玉にとっての交渉時の遺恨がここに来て交渉時の球団からあっても可笑しくないという事です。佐々木朗希投手及びその関係者に欠落しているのは、どうも「謙虚さ」という事に集約されるようです

 ドジャース球団は、昨年早々に同投手が肩の痛み(インピンジメント症候群)を訴え即DLdisabled list)に登録、戦列離脱、その後ファームでの長期調整をさせ、シーズン終了間際にメジャー復帰させ数イニングチャンスを与えた次第です。その後、佐々木投手のオフの契約更改及びその内容も現時点では全く明らかにしていないのが実状であります。しかし、本年度シーズン早々には、先発ローティションを確約している実態からドジャース球団自身が同投手の契約に縛られているのかも知れません。

先だってのドジャース球団の本年度の年俸ランキング25位に佐々木投手の名前は、入っていませんでした。

DL disabled list)の意味は、MLBの故障者リストを意味します。

  MLBに於いては、ベンチに入れる選手枠は25名と定められています。この中の選手が怪我によりベンチ枠を外れる場合、DL入りを告知する義務があります。このDLには、15日間ルールと60日間リールがあり、ティームが速く25人枠に戻したいので15日間規定に先ず登録する事が望ましいのです。しかし、15日間規定で回復しない場合は、60日間規定に変更を余儀なくされるのです。       

佐々木朗希投手は、2024年のロッテ球団退団以降、2025年1月末までの間のMLBの8球団による争奪戦を売り手市場でドジャーズ入団を果たした手前、現状況はその逆風に晒されていると申し上げて過言でありません。この現在の置かれた立場を何時まで現場のロバーツ監督が我慢できるか、フロントがいつ佐々木投手をファームに落とすか、或いは他球団にトレイドで放出するか、いずれにしてもあまり時間の猶予が無いと申し上げさせて頂きます。 

球団フロントは、大谷翔平投手兼DH、山本由伸投手とスーパースターを手に入れたが、3匹目の巨大マグロは目利きを間違えたようでした。確かに佐々木投手は、球速が速い特徴を持っています。しかし、それを生かし切れない大きな問題は、安定したコントロールと持続力が無いことです。この事は、日本のロッテ球団に入団して以来の欠陥でありましたが、この欠陥が現在も尚修正、改善されていないのです。

1.アジャストメント能力に問題か

佐々木投手は、ロッテ球団所属時代からいくつかの問題を抱えていた事は事実でした。同投手の最大の武器は、球速が速い、その為にシンカー(沈む球)が有効に活用でき効果的である事です。しかし、最大の問題は、この武器が持続できない欠点が同居している事です。この事実は、投球に対する安定感が無く当番日に投げさせてみなければ調子が分からないという、投手コーチ、監督泣かせの投手である事です。

現在、LAドジャーズ球団は、佐々木投手のモチベイションを維持する為に25人枠に入れて様子を見ながら先発させているというのが正直な実態であると思われます。

此処で述べました同投手がドジャーズ球団に入団以来、現在も尚改善出来ていないのは、ゲイム中の投球の中で各打者への戦略、戦術に乏しく、調子のよくないゲイムに於ける立て直し作業がこの佐々木投手には出来ないのでないかと思われるところです。即ち、佐々木朗希投手は、折角の球威を持ちながらスポットピッチ(制球能力)、組み立て方でのアジャストメント能力が劣っている事を指します

この改善には、いろんなファクターが起因していますが、これも本人が意識して改善して行かなければ誰も助けてはくれません。結果が出ないのでつい原因を他人のせいにする態度、言動は、彼の改善を改めていない証でもあると思われます。確かに昨年入団時に比べますと筋力(Strength)の向上の跡が見受けられ、少し大胸筋も大きくなったようです。

同投手がこのままでは、また肩が痛いとの申し出をしてDLに入る事だけは避けて欲しいと願う次第です。多分、このDL入りがあれば球団は、真剣にトレイドを考えざるを得なくなると思われます。その根拠は、今シーズンは若手の生きのよい先発型の投手、高額で他球団からトレイドした実績のある投手が次々と出て来ている事が大変気がかりでもあるからです

2.佐々木朗希投手の現実とタイムリミット

 つい先日419日(現地時間)、LA・ドジャースティームは、コロラド・ロッキーズとクワーズ・フィールドで戦い、69で敗れました。佐々木投手は、先発のローティションが巡って参り、予定通り登板の機会を得ました。しかし、結果として4回と3分の2で降板させられた次第でした。

確かに今シーズンは、昨シーズンまでの不安定な立ち上がりに改善がみられているのは確かで、彼の努力が見受けられます。その根拠は、今シーズン4試合登板して1,2イニング(回)は無失点で抑えています。

しかし、先発投手の致命傷としては、相手ティームの打者が2巡目をした時に朗希投手は、相手ティームに潰されて降板する事が挙げられているのです。そして、その降板へのプロセスは、出塁され次に四球を連発して打たれるという最悪の結果を残している事実です。

この最大の弱点は、相手打者が二巡目する頃から急に制球を乱し、修正できない(立ち直れない)即ちアジャストメントが出来ない現実を露呈している事です。

佐々木投手が所属するドジャーズは、ご存知の通り大変得点力の高いティームであります。先だってのロッキーズ戦でも3得点してもらっても次回に同点にされるというパターンが多すぎるという事です。これでは、同投手の先発ローティションを担う一角を頂きながら、ティームからの信頼を失う大きな要因になっているのは事実の様です。

チームは、5月にブレイク・スネル投手が先発ローテに復帰する予定です。

ロバーツ監督からは、「彼にはメジャーの舞台で自ら解決していくことを求めている」と断言される一方、先だってのロッキーズ戦では、「これまでと比べて良い投球だった」と評されています。

3.  問題と課題

今シーズンは、昨年に比べて1,2回に得点されていない。これは、評されてしかるべきであります。

打順が2回目に入る4回、5回イニングで捕まり、四球を与えて潰れていくパーターンに陥っているのが気がかりです。ピンチに立たされると制球力を乱すのは、昨年から改善がされていないと評価されても仕方あるまい。

今季4試合で02敗、防御率611

今後佐々木朗希投手に圧し掛かるストレスは、幾つかの選択が球団フロントと現場により決断がなされることです。

   この状態が続くようなら先発ローテを外される。

   中継ぎに転向を余儀なくさせられる。

   クローザーは、同投手の肩の問題から難しい。

   トレイド要因となる。

   怪我をすれば長期DLで離脱。 

何れにしても現在のティーム状況から、同投手には厳しい状態と事態が待ち受けている事に違いないと考えられる。このようなケースでは、追い込まれて焦って無理して肩、肘の故障を起こす事は避けて欲しいと願う次第です。

本人には、この様な状況から一層暗くなると考えられるが、もともと暗い性格なのでここは開き直って、夢のMLB球団のドジャースに入団できたのですから、粘り強く与えられた機会に十分に準備して、悔いの残らないドジャース生活を過ごして欲しいと祈念しています。

 

文責:河田弘道

スポーツ・アドミニストレイター

スポーツ特使(Emissary of the Sports

紹介:G-File「長嶋茂雄と黒衣の参謀」発行 文藝春秋社 著 武田頼政

本著は、20061013日発売、翌年完売の為現在はAmazonで中古オークションで入手可能。河田弘道の西武・国土計画、東京読売巨人軍での激闘の日々のドキュメントです。登場人物は、全て実名です。

Kファイル、KファイルNews Comment by Hiromichi Kawada

 

お知らせ:

 今月は、日米で過大なる期待を背負って憧れのドジャース球団に入団できた佐々木朗希投手が、今尚鳴かずば飛ばず状態で喘いでいます。マスメディアの報道も段々と静かになりだしたこともあり、激励の為にもKファイルに取り上げた次第です。大谷翔平投手・選手の影のサポートもあるかと思われるので、暗い表情をしないで明るく野球を楽しんでいる姿を見せて欲しいと願います。


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